長く歩けない

case2

参考:股関節痛

  • 介入当初の状態

    初回来院時のお悩みとしては、立ち上がり、歩行時の股関節痛により長く歩けないが主訴。まずは動画をご覧ください。

    右足が痛そうですね。体重をかけられず、とぼとぼ歩いています。当然この状態だと長く歩くのは難しいでしょう。

  • 施術後の状態

    右足に体重がかかるようになりスムーズに歩けています。この時点では痛みは無くなっています。

    歩行スピードも明らかに早くなっています。もちろんまだ完璧ではないですが、この段階になってくると股関節が悪いことを昔から知っている知り合いの方に歩くのが気にならなくなったと驚かれるようになったそうです。

なぜ良くなったのか?

大腰筋/小腰筋/腸骨筋

少し専門的なお話になりますが、一番大きな要因としては、身体の奥深くにある大腰筋という筋肉が正常に働き出したことが挙げられると思います。

この大腰筋という筋肉は上半身と両足をつなげているような筋肉で良い状態になると身体を支えてくれ、足を円滑に使えるようになります。

介入当初のBさんはこの大腰筋がガチガチに硬く伸びなくなっており、右足が棒のように硬くなってしまっていました。

こんな方に当サロン施術をおすすめ!

  • 3ヶ月以上同じ部位に痛みが続いている
  • これ以上悪くなったら手術と医師に言われている
  • 痛みは気になるがなんとなく放置してしまっている
  • 何をしてもどこに行っても良くならない

上記に当てはまる方は是非、ご相談や体験だけでも結構ですのでご連絡ください。

  • 股関節痛・膝痛

    痛みがあるということは、警報が鳴り続いている

    もちろん痛みがあるのは辛いので痛みが取れることは良いことかもしれません。ですが、それ以上に重要なことがあるのです。『痛みがある』ということはどういうことを意味するのでしょうか。

    股関節が痛い、膝が痛い、足首が痛い・・・痛くなる場所は違えどこれはその痛みの場所にストレスが過剰にかかって処理しきれない状態になってしまっているということです。

    ただそこに突然痛みが降ってきたわけではないのです。身体の使い方、状態、体質、生活状況など様々な理由からそこにストレスが溜まっていったのです。

    身体を建物だと仮定するとどうでしょう。軋轢(ストレス)がかかり続けた建物はどうなりますか?当然いつか壊れます。早いか遅いかは人それぞれですが、必ずそれは訪れます。

    このように考えていくと痛みは『警報』であると確信出来ます。身体は私たちが思っている以上に意味ある発信をしてくれています。持続的な痛みは『警報が鳴り続けている状態』です。

    痛みを注射や痛み止めで散らすことは火災報知器が鳴っているのを消す行為に近いものです。火事だったらどうでしょう。どんどん燃え広がって気がつけば手の施しようが無くなってしまうかもしれません。

    Bさんはこの『警報』に対して「なんとかしなければ」と行動を起こして頂けました。もしもBさんがこの痛みを警報として捉えず無視し続けていたら、きっと何年後かには手術が必要な状態になっていたでしょう。

患者様の声

痛みが無く快適に歩けるなぜ重要なのか?

スムーズに歩ける体

本来、歩くこと、動くことは心地良いものです。心地良くないということは身体がよくない状態にあるということです。この状態で運動を続けることは必ずしも身体にプラスになりません。むしろマイナスになることも多いのです。

整形外科勤務時代、某筋トレジムに積極的に通っているものの体を痛めてリハビリに来ている方をたくさんみてきました。皆、健康のためにと筋トレをしていたにも関わらず逆に身体を痛めつける結果となっていました。

バランスの崩れた身体で運動をすることは逆に身体を痛めつけかねない・・・のです。

快適に動けるということは関節に無理な負担がかかっていないということです。無理な負担がかかり続けることで痛みや損傷を作ってしまう状態の方は、まずは「特定の部位に負担が溜まり、やがて壊れていく」身体の傾向そのものを変えていく必要があるのです。

これが外科手術後も痛みが取れない、もしくは再手術が必要になる人が絶えない理由です。手術で損傷を補正した所で、負担が溜まり続ける状態から脱することが出来ないままでは再度負担が溜まってしまうのは時間の問題かと思います。

今、痛みがあり負担が溜まり続けるのを我慢し続けることは未来に向けて「怪我や病気」という名の負債を貯めていく行為に近い行為です。

《快適で楽に動ける身体を創ること》は今、現在の問題ではなく、これからの一生を快適に過ごせるか、痛みをごまかし続けるかを左右する大きな問題だと思います。